3期・4期・5期の羽衣学園高校野球部が「故郷」である鳥取県へ遠征を行いました。
COVID-19による制限のため、過去2年間、遠征合宿はおろか、練習試合も十分に行うこ とができていませんでしたが、創部5年目にして初めて3学年揃って遠征を行うことがで きました。
遠征でお世話になった学校は、以下の高校の皆様です。
- 米子松蔭高校(2021年 春 鳥取県優勝 2022年 春 鳥取県準優勝)
- 米子工業高校(監督として何度も甲子園出場経験をもつ井畑監督率いるチーム)
- 境高校(春夏合わせて10度甲子園出場の伝統校 350勝の米田投手の母校)
高い技術をもった米子松蔭の選手たちと共に汗を流しました。羽衣学園野球部は「態度と いう名の戦い」では負けないようにと準備してきました。鳥取県高野連の理事長先生も見 学にこられ、アドバイスをいただくなど、短時間ながらも良い意味での緊張と充実の合同 練習となりました。
米子工業高校、境高校、ともに丁寧かつ緻密で豪快な野球をするチームで、結果は大敗で した。しかし、羽衣学園野球部員はこの2日間で無目的で守備についたり、打席に立つこ とは無くなりました。そしてユニフォームを汚して懸命にプレーする姿勢は褒めていただ けるようになりました。野球の実力はまだまだですが、また試合をしたいと思ってもらえ るチームに少しずつ近づいているとおもいます。創部5年目の羽衣学園野球部にとって、 すべてが学びであり、すべてが歴史と伝統となります。
チームの成熟度はチームの決まり事の質と量で決まる。この言葉を忘れずにチームを成熟 させていきたいものです。
合宿のハイライトは、米子城でしょうか。米子工業高校との練習試合後、山城にのぼり、 パノラマの絶景を楽しみました。水木しげるロードを探索(研修)したり、帰りがけに鳥 取砂丘で足腰の鍛錬にも励みました。
厳しい決まりがある分、こういった場面でチームの結束がより一層強まるのではないかと 思います。
先輩たちの思いも背負って、5回目の夏、初勝利に向けて、心を磨き、練習に励みます。