創部5年目を迎えた羽衣学園高校野球部が、「第104回全国高等学校野球選手権大阪大会」に挑みました。
そして、まず当面の目標であった「夏の大会1勝」を実現!初めて3回戦に進出しました!
以下、羽衣国際大学教授で、本校野球部監督の朝西知徳先生からの報告です。
7/18(月)久宝寺緑地野球場にて行われた伝統校である泉尾工業高校との2回戦は、序盤までは1-1の投手戦。均衡を破ったのは、五回表の本校の攻撃でした。適時打などで一挙5得点。最終回にもダメ押しとなる適時打が生まれて、7-1で試合終了。夏の初勝利を収めることができました。
三年生5名は、高校野球部の3期生となります。彼らの入学時は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、部活動が116日も休止されました。よって実質的な活動は、夏の大会を終えてからとなったのです(つまり彼らの高校野球生活はたった2年間でした)。さらに、春の鳥取遠征や夏の北海道遠征が2年連続で実施できないという不運にも遭いました。
今春以降の練習試合は、甲子園レベルのチームと対戦することが多かったものの、夏の大会を迎えるまでのチーム成績は2勝17敗。決して強いチームではありませんでした。ところが、5適時打を連ねて7得点、3併殺を重ねて1失点。夏の本番で最高の試合をすることができました。保護者・家族(約40名)、卒業生、教職員、生徒による温かい応援(大きな拍手)に深く感謝いたします。
2018年4月の創部から、苦しい戦いは続きましたが、部を立ち上げた0期生2名、公式戦初勝利(2019年の秋)遂げた1期生17名、部員不足にも負けずに単独チームで大会に挑み続けた2期生5名、初代部長を務めた杉山先生たちの「倒れても倒れても立ち上がってきた時間」が、夏の初勝利につながったことを忘れてはなりません。
7/22(金)同じく久宝寺緑地野球場にて行われた有力校である堺高校との3回戦は、チームの良いところが目立った2回戦とは対照的に、チームの悪いところが出てしまい完敗でした。
二年生(4期生)の来夏の目標は、今夏を超える4回戦進出です。引き続き勉強との両立を図りながら、人間教育に力を注いでまいりますので、よろしくお願いいたします。