本日は、阪神淡路大震災から30年目となります。本学園の卒業生も含む6434人が犠牲となった大災害。一瞬にして日常生活が奪われたこの出来事を、忘れずに心に刻みたいと思います.。そして、今もなお厳しい状況を強いられている能登地震・水害の被災者の方々に心を寄せるとともに、防災への意識を高めたいと思います。
また今年は終戦80周年。こちらも忘れてはならない戦争の歴史。昨年12月となりますが、中学2年生は社会見学で戦争・平和のミュージアムである「ピースおおさか」に行ってきました。

1991年にできたこの施設に、中学では当初から訪れ、大阪空襲の歴史など戦争・平和について考える取り組みを継続してきました。
館内には、主に大阪大空襲に関する展示がありました。AゾーンからFゾーンまであり、生徒たちはワークシートを使って、班員と協力して一生懸命学習していました。
〇Aゾーン「昭和20年、大阪は焼き尽くされた」


〇Bゾーン「世界中が戦争をしていた時代」

〇Cゾーン「戦時下の大阪のくらし」


〇Dゾーン「多くの犠牲を出し、焼け野原になった大阪」


〇Eゾーン「たくましく生きる大阪」

〇Fゾーン「私たちの未来をつくっていくために」

〇1階特別展示室「終わらなかった戦争 モノとマンガで知るシベリア抑留」


また、フィールドワークのほかに「消え去らぬ傷あと『火の海・大阪』」という映画を見ました。
生徒たちはこの映画を見て、戦争の恐ろしさやいのちの大切さ等を感じることができ、戦争は絶対にしてはいけないという気持ちがさらに強くなったのではないかと思います。

今回の社会見学では、身近な大阪について平和学習をしました。いろいろな展示や映画を見て、戦争の恐ろしさや平和の大切さを感じ、修学旅行での平和学習へつなげることができたらと思います。