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JR西日本主催、西粟倉村体験型探究学習に参加しました!~報告その1~

2026年09月09日

8月18日、探究学習の一環として希望者を募り、岡山県西粟倉村で実施された「西粟倉村探究プログラム」に参加してきました!

2回に分けて、担当の乙幡先生より報告いただきます!

このプログラムは、森林や地域産業の見学、起業家との交流を通して、自分自身の将来や生き方について考える体験型の探究学習です。

また、本校生徒だけではなく、大阪周辺の他校生徒も参加する形の、垣根を越えた学びのコンテンツです。
前日の17日、JR西日本本社でのワークショップで起業家の方への質問内容などを考えたうえで、現地へ向かいました。
西粟倉村は、人口約1,300人、面積の約93%を森林が占める小さな村です。一方で、多くの移住者や起業家が集まり、「地方創生のモデル」として全国から注目されています。

【森を守るために、森を活かす】
当日は、数日前に熊の出没が確認されたため、予定していた原生林ではなく人工林を見学しました。
案内をしてくださったエーゼログループの川口健太さんは、西粟倉村が平成の大合併の際に合併を選ばず、自立した村として生き残る道を選んだこと、そのために林業を中心とした「百年の森構想」が進められてきたことをお話ししてくださいました。
森の中では、建築用の柱に向く木と向かない木の違いや、適切な間伐が森林環境に与える影響について学びました。
生徒たちは普段何気なく見ている木材が、実は一本一本に異なる価値や役割を持っていることに驚いていました。


【「森を守る」だけでは続かない】
続いて訪問した土場(木材の集積場)では、林業が抱える経済的な課題について学びました。
木材は伐採しただけでは価値になりません。運搬や加工にも多くの費用がかかります。そのため、西粟倉村では森林所有者が利益を得られる仕組みづくりを進めています。
「森を守ろう」という気持ちだけでなく、「森で生活できる」ことが大切であることを、生徒たちは現場で実感しました。
また、丸太1本の価格やスギとヒノキの違いなど、教科書だけでは学べないリアルな林業の姿に触れることができました。

【地域資源を使い切る発想】
工場見学では、木材加工の工程について学びました。
一本の丸太も、実際に製品になるのは一部だけです。製材や乾燥の工程で多くが失われるため、地域資源をいかに無駄なく活用するかが重要になります。
また、「人も地域資源である」という考え方も紹介されました。
工場では多くの女性が活躍しており、これまで地域に少なかった雇用を生み出しているとのことでした。森林資源の活用が、地域で暮らす人々の働く場づくりにもつながっていることを学びました。

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