中学3年生は、社会の授業で、政治のしくみについて学んでいます。日本の政治を担う三権のうち、「司法」は一般人が関わる機会が少なく、生徒たちにとっても遠い存在です。
そこで、「司法」を少しでも身近に感じ、興味を持って学ぶために、7月には大阪地方裁判所に、裁判の傍聴に行ってきました。実際の法廷を目にして、裁判官、検察官、弁護人の役割や裁判員裁判の様子を肌で感じることが出来ました。
そして2学期には、司法の制度や裁判のしくみについて詳しく学び、まとめ学習として「模擬裁判員裁判」をおこないました。
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まずは、NHKの「昔話法廷~三匹の子ブタ裁判~」を観賞しました。
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『三匹の子ブタ』の3男の子ブタ(トン三郎)は、自分を襲ったオオカミを殺してしまいます。
自分の身を守るために、思わずオオカミを殺したのならば無罪
自分を襲おうとしたオオカミを、計画的に殺したのならば有罪
班に分かれて、意見を交換します。
果たしてトン三郎は有罪か、無罪か・・・?
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最後は、班ごとに判決と、判決の理由を発表してもらいました。
以下は、生徒の感想です。
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その1)同じ証言や証拠を聞いても、人によってとらえ方が違って、面白かったです。でも実際に裁判員になると、人の人生を決めることなので、面白がってはいられません。とても責任重大だけど、20歳になったら、裁判員になってみたいと感じました。
その2)自分と違う意見を聞いて、なるほど!と思う事がたくさんありました。裁判員は自分の判断で、他人の自由や、ときには命を奪うこともあるので、慎重に決めないといけません。
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その3)テレビで事件の判決を聞くたびに、疑問に思う事があったので、この制度は賛成・反対があると思いますが、一般人の意見を取り入れるという意味で、とても良いものだと思う。
その4)私の班は無罪判決を下しました。本当は有罪だと思ったけど、「疑わしきは被告人の利益に」の理由で仕方なく無罪にしました。本当の裁判官や裁判員もそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。判決を下すのはとても難しかったです。
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今回の模擬裁判員裁判を通じて、生徒たちは「司法」について考え、裁判の難しさを知ったようです。将来、裁判員として裁判に関わる可能性もあります。この授業をきっかけにして、これからも学びを深めてもらいたいと思います。











