2学期、3回シリーズのGRCプログラム(Global Relations Challenge Program)をおこないました。海外で活躍されている日本人の方をお招きして、オンラインで、そのお仕事はもちろん、生活や考え方などいろいろな観点からお話をお伺いするプログラムです。第3回は今月13日に実施。ゲストスピーカーとしてアメリカから上島カー真弓さんにご参加いただきました!


上島さんは、世界各地で展開されている「TABLE FOR TWO」というNPO団体のアメリカ代表。主に各地のレストランなどと連携し、食事の代金の一部を寄付金とし、世界各国での学校給食提供に役立てています。世界の「食の不均衡」という問題解決にチャレンジする、こうした様々な事業に取り組んでおられます。


「食の不均衡」では発展途上国の食糧不足の問題がありますが、一方でアメリカなどでも子どもの貧困や食生活のアンバランスによる、健康問題などがあります。



上島さんは、現在アメリカで「おにぎりプロジェクト」を展開。日本の和食の特長である、低カロリーで栄養価が高いという健康面、日本の「もったいない」という精神と結びつく「食品ロス防止」など、「食育」という面でも効果的と考え、活動の中に日本の「おにぎり」に関わる様々な取り組みを進められています。
今回も講演中に、オンラインで生徒たちに「おにぎりの具」に関するアンケートを取り、また「おにぎりが世界を変える」というコンセプトに、生徒たちは関心をもったようです。


最後の質疑応答の時間も生徒たちから積極的に質問があり、上島さんからも丁寧なご回答を頂きました。上島さん、どうもありがとうございました!


海外への留学や、英語・英会話、海外での就職などを希望する生徒にとても参考になったと思いますが、それ以外にも、社会貢献を仕事にするという選択があるなど、将来について考えるきっかけにもなったのではないでしょうか?

今年度のGRCプログラムはこれで終わりですが、今後も海外での活動、社会貢献活動などに興味を持ってくれる生徒が増えることを願っています!