今年の4月に正式に発足した野球部が、記念すべき夏の全国高校野球選手権第100回記念大会・南大阪大会に初出場しました。結果はほろ苦いデビューでしたが、新たな歴史の一歩を刻みました。
7月7日(土)大阪ドームで開会式が行われました。大雨で交通機関も乱れたため、始球式に来ていただく予定であった元広島のエース・黒田投手を見ることができないのは残念でしたが、出場校が一斉に集う様子は壮観でした。
本校は初めての出場で、4番目の入場でしたが、マネージャーの1年・神崎さんを先頭に部員たちは堂々とした行進を披露してくれました。
そして、翌日8日いよいよ記念すべき初戦。相手は佐野工科高校でした。
会場の住之江球場には、羽衣学園の応援に多くの方がかけつけ、大きな声で声援をしました。
練習から緊張した面持ちの選手たち。相手は経験豊富な上級生。
それでも大きな掛け声・あいさつの声を響かせ、シートノックでもきびきびとした動きをしていました。 一回表にはいきなり先頭の1年・小門君がヒット。送りバントと相手のミスもあり、1アウト3塁のチャンス。
ここで3番の村田君がきっちりとスクイズを決めて、幸先よく先制点を奪いました。 ピッチャーは同じく1年・紀野君。いきなり先頭打者にセンターオーバーのヒットを浴び、その後打ちとった当りがヒットになったり、守備の乱れもあり、7点を失点。しかしその後3イニングをしっかりと0に押さえました。
5回裏、四死球やミスが続き、必死の継投もむなしく4点を奪われ、記念すべき初戦は1対11でコールド負けを喫しました。
しかし、この一歩がなければ次のステップはありません。
この経験を大きな糧に、礼儀正しさ大阪一をめざして産声をあげた羽衣学園野球部は、これから次の新たな一歩を踏み出してくれると思います! これからも応援よろしくお願いします。