羽衣学園では、定期考査の後に「読書週間」を設定し、その期間中は毎日、全員が朝礼の10分間、読書を行っています。高1Ⅰ類コースでは、中間テスト後の「読書週間」に向けて本校図書課の皆さんにご協力いただき、次のような取り組みを行いました。

①いつかあなたに出会ってほしい本;田村 文 河出書房新書(kawade.co.jp)
②いつか君に出会ってほしい本 ;田村 文 河出書房新書(kawade.co.jp)
という書籍が河出書房新社より「14歳の世渡り術」シリーズとして発刊されています。

この2冊に収録されている本のうち、この羽衣学園の図書室にどれくらい蔵書があるのか図書課で調べて頂きました…! その結果…2冊合わせて318冊の紹介がされているのですが、そのうち190冊ほど現在図書室にあるということでした、なんと60%!

そこで生徒たちに呼びかけました。「この2冊のタイトルの共通点は『いつか・出会ってほしい』ということで、皆さんにはまさしく『今から・出会って』もらいます。実施する内容は…“おためし読書”、名付けて「読書環状線!?」

具体的な内容としては、教室の机の上に、図書室よりリストのなかの本を運び、3~4冊ずつ机に並べます。これから40分で約20冊の本が回ってきます。セットの中から気に入った本を選んで5分読んで、評価と記録をメモ(※時間内なら冊数などどのペースで読んでも可)。5分ごとにタイマーが鳴るので、裏面の用紙にタイトルや著者、評価を記入しておく。そのセットをぐるぐる順番に回して共有していく形を時間いっぱい繰り返します。

評価は4段階で、「A→とても興味がある(100点)」・「B→興味がある(75点)」・「C→それなりに(50点)」「D→興味がわかない(25点)」です。
後程それをもとにランキング等を作成する予定です。どんな結果になるのか…

生徒たちに素敵な本との「出会い」がありますように!世の中のことをこの多感な時期にもっといっぱい知って、豊かな人生を送れますように!
「図書購入ツアー」を含めて、羽衣学園の図書室にはそのきっかけがたくさんあるので、是非味わってほしいと思います。