前回、前々回に続き、Ⅰ類における、図書室を活用した学習について紹介いたします。高1・Ⅰ類担任の乙幡先生も、学校図書館利用、読書案内の取り組みをおこなっています。


今回は歴史総合の授業が終わったため、1時間図書館に生徒を連れて行き、本を読む時間を作るというものです。その際に次のような声掛けをしました。
①読みたい本を探す時間を20分、座って読む時間を30分とろう。
ただし、読む時間をできるだけ長く取りたいと思っているから、早めに座って読み始めてもいいよ。
②読む本は1冊だけじゃなくていいよ。複数手元に置いておいて、自分に合わなかったら全部の読んでなくても途中で替えてもいいよ。
③周りの本を読みたい人の迷惑にならないようにしよう。
生徒たちは徐々に自分たちで数冊手にとって座り始めていき、探す時間を終える2分前には静かに読み始めていました。

図書室の利用についていろいろと取り組んできたので、読書の有意義さをちょっとでも気付き始めてくれたらと思います。

高1Ⅰ類はここからもっと大学受験に向けて勉強に向けて取り組みを強化していきますので、本に触れる時間を確保することが難しくなりますが、それぞれが読書の習慣を身に付けることが、豊かな学びや「生きる力」につながっていくと思います。
これからもいろんな場面で学校図書館の活用を学校全体で行っていけたらと思います!